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このページでは 日本笑い学会の研究会情報をお知らせしています。

研究会

日本笑い学会第59回研究会のお知らせです。

皆様のご来場をお待ちしています。お誘いあわせの上、是非お越しください!

→PDFファイルはこちら(1.4 MG)

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日本笑い学会第59回研究会

テーマ:

「日本史で笑い解く古典落語」

日時:

2025年12月7日(日)14時~17時

会場:

龍谷大学大宮キャンパス・西黌102講義室

プログラム:
開会挨拶: 札埜和男理事(龍谷大学文学部教授)

1)

龍谷大学寄席

落語「つる」 浪漫亭瑠畔(久保貴彦理事)
落語「佐々木裁き」 爪田家らいむ(矢野宗宏副会長)

2)

鼎談(高島幸次氏・矢野宗宏副会長・札埜和男理事)

3)

講演:落語の史層に学ぶ笑い

講師:高島幸次氏(大阪天満宮文化研究所所長)

講演概要:

古典落語はその話が作られた時代における当代性(その時代の旬の情報)と歴史性(その時代にはすでに旬を過ぎた情報)の両方を踏まえて作られています。しかしそれから100年以上も経った現代では、その両方の情報が消えています。にもかかわらず面白いのは、落語には重層的な笑いが込められているからです。

講師プロフィール:

龍谷大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻は日本近世史・天神信仰史。龍谷大学エクステンションセンター(略称=REC)顧問、大阪天満宮文化研究所所長。夙川学院短期大学教授、本願寺史料研究所客員研究員、追手門学院大学客員教授、大阪大学招聘教授などを歴任。

博覧強記を地で行く知識と、思わず吹き出す絶妙なトークから「浪花の語り部」の異名も。近江地方史・天神信仰史に加え、古文書などから読み解く大阪の庶民の生活史にも精通している。天満天神繁昌亭で毎月25日天満寄席をプロデュースしている。著書に『奇想天外だから史実―天神伝承を読み解く―』(大阪大学出版会)、『大阪の神さん仏さん』(釈徹宗と共著。140B)、『日本人にとって聖地とはなにか』(内田樹・釈徹宗・茂木健一郎・植島啓司と共著。東京書籍)、『上方落語史観』(140B)など。今回のテーマに関わる著書として『和泉選書196 古典落語の史層を掘る』(2022年、和泉書院)がある。

参加費:

一般500円・会員無料(龍谷大学関係者 無料)

問合せ:

090-2350-0093(矢野宗宏)

→これまでの研究会の記録はこちら